【特集企画】国際パラリンピック委員会公認教材『I’mPOSSIBLE』日本版について

82

目次

1 「パラリンピック教育」とは?

パラリンピックを題材に、共生社会への気づきを促す教育で、以下を目指しています。
◯共生社会の実現に向け、子どもたちが考え行動を起こすきっかけを作る
◯多様性を認め合い、自他共に尊重する豊かな心を育む
◯逆境や困難を生き抜く、強さとしなやかさを学ぶ
パラリンピック教育の意義や進め方、実践事例をご紹介し、先生方の不安や疑問を解消するために、オンライン教員研修を開催しています。詳細・申込はこちら

2 国際パラリンピック委員会公認教材『I’mPOSSIBLE』とは

『I‘mPOSSIBLE』日本版は、国際パラリンピック委員会が開発した国際版の教材を元に、日本の教育現場での活用のしやすさを重視し、制作されました。体育/保健体育、総合的な学習/探究の時間、道徳、社会など幅広く活用が可能です。

教材の名前『I‘mPOSSIBLE』は、「不可能(impossible)だと思えたことも、考え方を変えたり、少し工夫したりすればできるようになる(I’m possible)」という、パラリンピックの選手たちが体現するメッセージが込められた造語です。

詳細はJPC 『I’mPOSSIBLE』日本版サイトをご覧ください。

◯必要な素材・情報がすべて揃ったパッケージ
指導案、映像資料、ワークシートなど、授業の準備・実施に必要なものがすべて入っています。

◯全教材が無料でダウンロード可能
2017~2020年に全国の小・中・高・特別支援学校等、教育委員会に無償配布済。
全ての教材がこちらからダウンロード可能です。

◯教材の構成
小学生版・中高生版それぞれ14ユニット(座学9回・実技5回)
特別な用具がなくても、簡単にパラスポーツの実技体験ができる方法も動画で紹介しています。

3 特集記事一覧

第1回 共生社会へつながるパラリンピック教育

第1回は、『I’mPOSSIBLE』日本版の教材開発中心メンバーである安岡由恵さん、マセソン美季さん、小松ゆかりさんへ『I’mPOSSIBLE』日本版の魅力とパラリンピック教育の意義についてお話を伺いました。

・「子どもたちから変わってほしい」− 開発へ込められた願い

・「いろいろな人が生き生きと共生できる社会」を作るための考え方を学べる教材

・「自分にもできる」という勇気をもってもらいたい

・さまざまな場面で使いやすいよう工夫された教材設計

百聞は一見に如かず。

パラリンピック教育に取り組んだことがある人もない人も、一度「なぜ今パラリンピック教育なのか」について考えてみませんか?

第1回記事へは こちら

第2回 パラリンピック教育と教育計画を結びつけよう!

第2回となる今回は、パラリンピック教育と教育計画との関連づけに役立つ2つのポイントについて、具体例も交えながらお伝えします。

・『I’mPOSSIBLE』日本版で目指すパラリンピック教育の3つのステップ

・パラリンピック教育を通じて児童や生徒に届けられる力

・具体的な取組例

パラリンピック教育を学校で取り入れてみませんか?教育計画と結びつけて、効果的な実践を目指しましょう!是非参考にしてください。

第2回記事へは こちら

第3回 新教材をお届けします!中学生・高校生版第三弾のご紹介

第3回は、6月15日から発送が開始される新教材、『I’mPOSSIBLE』日本版の中学生・高校生版第三弾の内容についてご紹介します。今回お届けするのは下記の2つです。

・1-5 パラリンピアンの日常生活からバリアフリーを考える(座学)

・2-8 パラリンピアンの魅力に迫ろう!(座学)

授業準備に時間をかけず、1コマからすぐに使用できるので、これまで以上に日々さまざまな対応に追われるなかでも、効率的かつ効果的にパラリンピック教育の授業を行っていただけます。ぜひご活用ください!

第3回記事へは こちら

第4回 現役校長が伝えたいパラリンピック教育の意義

第4回は、愛知県武豊町で小学校の校長をお務めの杉江 桂先生に、ご自身がこれまで取り組んできたパラリンピック教育の活動と共に、学校教育におけるパラリンピック教育の意義についてお伺いしました。

・「自立」と「共生」について考えるパラリンピック教育

・パラリンピック教育をするなら、「座学+実技」の組み合わせがおすすめ

・『I’mPOSSIBLE』は、共生社会について学べる宝のような教材

パラリンピック教育に取り組む現役の校長先生の生の声からは、パラリンピック教育だけでなく、学校教育に取り組む上でのヒントがもらえます。ぜひご一読ください!

第4回記事へは こちら

第5回 映像から広がるパラリンピック教育の可能性

第5回は、WOWOWコンテンツ制作局制作部 パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ『WHO I AM』チーフプロデューサーの太田慎也さんと、国際パラリンピック委員会教育委員、⽇本財団パラリンピックサポートセンターのマセソン美季さんが、限られた時間でも子どもたちを引き付ける映像コンテンツの可能性に迫ります。

・若い世代に訴えかける映像の力

・新教材の映像で伝えたいメッセージとは?

・コロナ禍だからこそ活用してほしい教材

『I’mPOSSIBLE』にも使われている映像教材。学校でのパラリンピック教育でも、活用すると子どもたちの表情が変わります。ぜひご一読ください!

第5回記事へは こちら

第6回 スポーツのもつ力は大きい。パラリンピックをきっかけに、多様性を受け入れる心の土台づくりを

第6回は、海外でパラスポーツについて学び、共生社会の実現に向けてセミナーや講習を行われている一般社団法人コ・イノベーション研究所代表理事の橋本大佑(はしもと だいすけ)さんに、学校教育でパラスポーツや障害理解を扱うことの意義についてお話をお伺いしました。

・障害の有無にかかわらず、スポーツをもっと身近なものに

・障害理解は他者受容の一つ。多様性を受け入れる「心の余裕」が必要

・「相手の気持ちを聞き、対話を重ねる」ことの大切さ

パラリンピック教育に取り組む現役の校長先生の生の声からは、パラリンピック教育だけでなく、学校教育に取り組む上でのヒントがもらえます。ぜひご一読ください!

第6回記事へは こちら

4 リンク集

特集記事

関連ページ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次