はじめに
こちらの記事は、静岡県で30年間以上続く教員サークル、シリウスのホームページに掲載されている教育実践法の一つをご紹介しています。
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この記事は、6つのシリーズからなっています。是非、ほかの記事もご参照ください。
水産業のさかんな地域① 社会5年 ~お寿司一人前で、魚の捕り方がわかる(シリウス) | EDUPEDIA
水産業のさかんな地域② 社会5年 ~赤身の魚の白身の魚はどうやってとるか(シリウス) | EDUPEDIA
水産業のさかんな地域③ 社会5年 ~魚の生産量が減っているわけは?(シリウス) | EDUPEDIA
水産業のさかんな地域④ 社会5年 ~養殖漁業と栽培漁業のどちらがよいか?(シリウス) | EDUPEDIA
水産業のさかんな地域⑤ 社会5年 ~200カイリ問題を考える(シリウス) | EDUPEDIA
水産業のさかんな地域⑥ 社会5年 ~日本一の漁港は成田空港?(シリウス) | EDUPEDIA
沖ノ鳥島
発問1 沖ノ鳥島を地図帳でさがしてみましょう。
・人が住んでいそうもない
発問2 沖ノ鳥島が海に沈みそうになったらどうしますか?
予想に反して、多くの子が < 沈まないように直す > と考えた。< 沈まないように直す > 23人
・鳥とかはたくさんいるし、鳥が休めるように直した方がいいと思う。
< そのまま放っておく > 12人
・人が住んでいないんだし、そのままにしておいても困らない。
・特別なものが取れるわけではないから、直さなくてもいいと思う。
そこで、実際には何百億円もかけて島が沈まないようにしたという事実を伝えた。
説明1 実は沖ノ鳥島が沈みそうになったときに300億円のお金をか けて島が沈まないように直しました。
発問3 なぜ300億円もかけたのだろうか?
なぜ沈みそうになった島に、300億円もかけたのだろうか?お金の無駄ではなかったか?
< お金の無駄だった > 16人
・また台風とかで、島がなくなってしまうかも知れない
・日本の国のためにもっとお金を使ったらいいのに ← そうだそうだ
・それなら貧しい国とかにあげたらいいと思う。
< お金の無駄遣いではない > 19人
・日本の首相はバカじゃない。頭のいい人なんだから、きっと何か理由があったと思う。
・島がなくなると魚が捕れなくなって、外国に行かないといけなくなる。
・日本の漁場の場所が減るから、島のために残した方がいいと思う。
・もし、沖ノ鳥島がなくなってしまうと日本の国の範囲が狭くなってしまう。
話し合っていくうちに、だんだんと200カイリ問題に気づいた。200カイリという言葉が出てこなかったので、領土が広いとその分漁業海域が広いことを教師が補足説明した。
プロフィール
静岡県教育サークル シリウス
1984年創立。
「理論より実践を語る」「子どもの事実で語る」「小さな事実から大きな結論を導かない」これがサークルの主な柱です。
最近では、技術だけではない理論の大切さも感じています。それは「子どもをよくみる」という誰もがしている当たり前のことでした。思想、信条関係なし。「子どもにとってより価値ある教師になりたい」という願いだけを共有しています。
(2015年1月時点のものです)

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