マイナス発言への対処

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作成者:matui hiroshi (Edupedia編集部)さん

1 空気が読めない

学級会で「休み時間にみんなで長縄をする」と多数決で決まったとき、音楽会の練習で教師が「もう一度だけここの部分を練習します」などと言ったとき・・・いろいろと事あるたびに「えー!」「はあぁ?」とか、「なんでそんなことやらなきゃいけないのー」などと、マイナス方向で発言をする子供が増えているような気がします。大半の子供がやる気になっていたり、楽しみにしていたり、文句言っても仕方ないから頑張ろうと思っていたりしていても、その空気が読めず、自分の気持ちを思わず口にする子供です。
集団で生活・行動している限り、自分の意に沿わないことをやる羽目になることもあるのは当たり前です。個人主義が進んで、その程度のこともわからず、我慢ができずについ自分の気持ちを口に出して、周りのムードを「残念な感じ」にしてしまいます。それを続けられると、学級の状態は悪くなっていきます。我慢ができない子供の持つムードが全体に蔓延していくと、学級崩壊・学年崩壊を起こしかねません。

「うざい」「きもい」「きしょい」の低年齢化に、どう対処しましょうかねぇ

乱暴な言葉について

にも、同様の言葉の問題を取り上げた記事がありますので、ご参照ください。

2 我慢ができないなら

まず、どういう発言が、みんなの気分をマイナス方向にもっていってしまうのかを具体的に示して、それを「マイナス発言」と名付けましょう。そうしておけば、「今の○○さんの発言は、マイナス発言でしたね。今、それを言ってどうなるというのですか?」などと、マイナス発言が出た時にたしなめることができます。
 何度言ってもマイナス発言を繰り返すようであれば、次のように迫りましょう。
「本当にどうしても嫌であるなら、みんなの前でマイナス発言を言うのはやめて、後で先生に言いに来なさい。それで納得できないならA先生(学年主任や生徒指導担当)に相談しなさい。それでも納得できないなら、教頭先生に相談しなさい。それでもだめなら、校長先生です。ただし、教頭先生や校長先生に相談する時には、あなたのお家の人もいっしょに付いて来てもらってください。」
本当に教頭・校長に相談と場合はあらかじめ校長・教頭に報告しておきましょう。

3 我慢が勉強

私は、常々、子供たちにこう言っています。
「学級(学校)は小さな社会です。社会の集団の中では、自分が本当はしたくないこともしなければならないこともあります。(具体例を挙げる。音楽が嫌いでも歌うことも勉強です。今は嫌でも、十年後、二十年後にはよかったと思えることもある。等。)そこを我慢することが大切な勉強なのです。我慢が勉強!」
「マイナス発言を止めなさい。」
とは言うものの、学校生活は、我慢をさせることが主旨ではありません。「我慢」と同時に「楽しさ」もある学級にしていかなくてはなりません。子供たちの「ガッコーという場が性に合わない事がある」という気分も十分に理解しながら、それでも厳しく接することが大切だと思います。「楽しさ」のために、少しくらいの我慢ができる学級を作っていきましょう。

言葉は大切です。

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