1 はじめに
本記事は今後開催予定の「私立学校理系教員選考会」に関する記事です。
- 福岡会場:2018年12月9日(日)
- 東京会場:2019年1月6日(日)
- 神戸会場:2019年1月13日(日)
記事の後半には「履歴書の書き方」について、よく頂く疑問にお答えしたミニ講座もありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
※前回記事※『私学の採用ってどうなってるの?』
※次回記事※『【私学の採用②】面接の注意点』
2 理系教員選考会について
私学の理系教員志望者・現役の先生方を対象とした「私立学校理系教員選考会」を実施します。本イベントでは各私立学校のブースにて個別に学校説明や面接をお受け頂けます。
《対象》
- 理科(物理・化学・生物・地学)
- 数学
- 情報
- その他理系科目
の教員免許取得者・取得見込者
《出展校・募集教科》
「教員採用.jp」に会場ごとの出展校および募集教科を掲載いたします。
《予約方法》
事前に「教員採用.jp」からご予約下さい。
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3 会場ごとのイベントの雰囲気
福岡・東京・神戸それぞれの会場で、私立学校の採用担当の先生方から1対1で学校の雰囲気や生徒の様子・授業の内容などについて詳しく話を聞くことができます。また、その場で面接を行うため、学校理解を深め、他の学校と比較しながら効率的に複数の私立学校の選考を受けることができるのも本イベントの魅力です。(下記は昨年のイベントの様子です)
福岡会場
東京会場
神戸会場
4 《ミニ講座》履歴書の書き方
私立学校の内定への第一歩としてまずは書類選考を通過しなければいけません。私学の就職活動に関してよく頂く質問の中から、今回は履歴書の書き方についてポイントや注意点をQ&A形式にまとめました。
①履歴書の書き方で、私立学校ならではの注意点はありますか?
教員は板書など文字を書く機会が多い職業のため、手書きの履歴書を求められることも多いです。手書きの履歴書を通じて丁寧に読みやすい字で文字が書かれているかどうか、誤字脱字がないかという点をチェックしています。また、記載ミスをしてしまった際には修正液等は使わず、手間であっても書き直すようにしてください。
学歴については、私立の小学校・中学校を出ている方はそのことが分かるように記載しましょう。職歴については、原則としてアルバイトは職歴に含まれませんが、塾講師の経験などアピールできる内容は記載したほうが良い場合もあります。
(サイト内参考記事)
②志望理由は学校ごとに記載内容を変えた方がいいですか?
私立学校の志望理由では
- 教員を志望する理由
- 私立学校や応募校を志望している理由
を聞かれることが多いです。
1では教員を志すようになったきっかけのみでなく、教員としてどのような教育をしていきたいか、なぜそのような教育が必要だと思うのかという点を中心に記載するとよいでしょう。
2は私立学校と公立学校の違いや応募校の建学の精神を理解し、なぜ私学・応募校に魅力を感じているかという点を伝えてみてください。私立学校は学校ごとに独自の教育方針があり、様々な特徴的な教育活動が行われていますので、学校の数だけ志望理由も変わってくるはずです。
(サイト内参考記事)
- 『【教員採用試験 総論】志望理由書で心がけたい3つのポイント』
- 『【教員採用試験 志望理由書】「自分にできること」と「教師の仕事」との関係を考えよう』
- 『志望動機では、過去だけではなく未来を語ろう!』
- 『志望動機や自己PRを書く際によくある3つの疑問』
③私立学校の教員になるためには何をPRしたらよいのでしょうか?
自己PRには教育に関することに限らず、あなたがどういう人物なのかということが分かるように自分が一番頑張ったことや、面接で詳しく聞いてもらいたい内容を記載しましょう。その際、PDCA(Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善))の観点で自分の行ってきたことや成果について分析し、自分が学校のためにどんな役割が担えるのかを伝えましょう。
また、文量が多くなる場合は、冗長に感じられやすいので、結論や一番言いたいことを先に書き、そのあとにそれを裏付けるエピソード・具体例を記載するなど読み手が分かりやすいように工夫しながら文章を書くとよいでしょう。
5 「教員採用.jp」の紹介
私学の求人や情報は自分で集める必要があります。下記「教員採用.jp」には全国の私立学校の求人や学校に関する情報が掲載されています。また、本サイトにて私学の就職相談(サポート面談)や教員採用イベントの受付も行っておりますので、是非ご活用ください。
★「教員採用.jp」はコチラ★
6 次回記事の掲載予定
次回の記事では理系教員選考会(福岡会場)のレポートと面接での注意事項・よく聞かれる質問について記載します。12月21日(金)ごろ掲載予定ですので、また是非ご覧ください。
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