【釜石市津波防災教育】指導の手引きまとめページ

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作成者: EDUPEDIA運営部 (Edupedia編集部)さん

広域首都圏防災研究センターで行った釜石市の取り組み

釜石市の取り組みによって、子どもたちがどのように生き延びたかを報告しています。詳細は以下のURLをご覧ください。http://www.ce.gunma-u.ac.jp/bousai/research02.html

1.1 津波防災教育指導の手引き概要

学年別・教育目的別津波防災教育カリキュラムを紹介している。指導の手引き(PDF形式)は以下のリンク先からダウンロードしてください。 http://www.jishin.go.jp/main/bosai/kyoiku-shien/01kamaishi/material/kmis_04.pdf

以下「はじめに」の引用

釜石市での津波防災教育の目的は、今日明日にでも発生するかもしれない三陸沖地震津波に備えて、児童・生徒に『自分の命は自分で守ることのできるチカラ』をつけることです。しかし、現状の釜石の津波防災教育を取り巻く環境は、

  • 内陸出身の教員が多いため、教員自身も津波防災に関する十分な知識を有しているわけではない。
  • 津波防災教育のための時間の確保が難しい。
  • 津波防災教育のためのテキストや資料がない。
  • 防災教育として、何を教えていいのかわからない。

といった多くの課題があります。

この手引き書は、上記のような現状を考慮して、学校教育のなかで効率的に津波防災教育をおこなうことを念頭において作成したものです。そのため、他のテキストとは異なり、以下のような特徴があります。

1)津波防災教育の実施方法ごとに指導内容の例を取りまとめました

  • 各学年の教科から、“地震・津波・防災”に関連する単元をピックアップし、その授業の中で追加的に教えることが可能と思われる内容を取りまとめた。
  • 児童・生徒の理解力に応じた、1時間で津波防災教育を実施する場合のカリキュラムを取りまとめた。
  • 総合で複数時間の授業をおこなう場合の成果物の作成例を取りまとめた。

2)児童・生徒に教育するための資料を取りまとめました

  • 児童生徒に教えるために教員が知っている必要がある知識を項目ごとに取りまとめた。
  • 授業で使う資料を項目ごとに取りまとめた。

釜石市では、小中学校での津波防災教育を継続していくことにより、『釜石に住むことは津波に備えるのは当たり前』という文化を形成するとともに、『津波はたまに来るけど、釜石はこれほどまでに魅力的な郷土である』という郷土愛を育んでいきたいと考えています。

学年別・教育目的一覧表

1.2 津波防災教育カリキュラム一覧

Ⅰ.地震・津波を知る。

A.地震・津波の起き方を知る。

B.津波の特徴を知る。

C.避難の必要性を知る。

D.津波の様々な特徴を理解する。

E.地震の揺れの特徴を理解する。

Ⅱ.対処行動を知る。

A.地震から身を守る方法を知る。

B.津波からの避難方法を知る。

C.学校や自宅周辺の避難場所を知る。

D.様々な避難方法を考える。

E.避難後の行動を考える。

F.避難できない人間の心理を知る。

Ⅲ.地域の津波被害を考える。

A.過去の津波被害を知る。

B.津波から地域を守る対策を知る。

Ⅳ.先人の経験に学ぶ。

A.体験者から話を聞く。

B.津波てんでんこ。

C.語り継ぐ責任。

その他資料

津波の様々な特徴 添付ファイル小学校の復習テスト 添付ファイル

1.3 実践者プロフィール

片田 敏孝http://dsel.ce.gunma-u.ac.jp/modules/staff1/index.php?id=2群馬大学大学院工学研究科社会環境デザイン工学専攻 教授広域首都圏防災研究センター長岩手県釜石市の小中学校における津波防災教育を指導。2011年3月11日に起こった東日本大震災で、地震や津波の甚大な被害を受けた釜石市では、片田先生による子どもたちへの日頃からの防災教育指導の結果、多くの子どもたちを津波の被害から守ることができた。

コメント
  • 全国の自治体のハザードマップへのリンクが下記の国土交通省のサイト内にありました。ご活用ください。 洪水、内水、高潮、津波、土砂災害、火山のハザードマップがあります。 http://disapotal.gsi.go.jp/ 津波のハザードマップは下記です。 http://disapotal.gsi.go.jp/viewer/index.html?code=4

  • すみ (6/30 2:31)

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